2016-12-30
このブログでも経営理念は、経営トップの企業教育でも大切であることは再三繰り返してきました。その理念とは、開業当初の熱き思いが込められているものであり、社員との共有財産として、社内に浸透することで社員自ら考え、理念に則った行動が取られることになります。
『社員はまだまだその理念が分かっていない』経営者の嘆きが聞こえてきそうですが、ここで諦めてはなりません。
考えてみれば、社員はそもそも経営理念に惚れて入ってきたものではなく、経済上の理由から最も自分に相応しい会社であるからという単純な動機が圧倒的な筈です。そうであれば、経営者も覚悟を決めましょう。この入社してきた社員と運命共同体になるのだという覚悟です。そして、経営者は常に彼らに要求しましょう、『もっと広く、深く考えよう』と。
全体会議で、打合せで、飲み会で、、、どんな場所でもあらゆる判断基準の根底に置くものそれが理念であると。そして、理念の行動基準は社員の皆さんに与えられたミッションであると。社員もクライアントとの話で窮するときが必ずありますが、そのとき助けになるのがこのミッションに具現化された理念の存在であることをしっかりと理解してもらいましょう。
株式会社ビズソルネッツ 代表取締役 阿比留眞二
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